ヤーコン

ヤーコン

・キク科の多年草で、アンデス地方原産の根菜です。見た目はサツマイモに似ていますが、食感はシャキシャキとしており、生でも食べられます。
・甘味があり、梨のようなさっぱりとした風味が特徴。サラダや酢の物、炒め物などに向きます。
・でんぷん質は少なく、主成分はフラクトオリゴ糖であるため、低カロリーながら自然な甘味を持ちます。
・地上部はヒマワリのような黄色い花を咲かせ、観賞性も高い植物です。
・健康志向の高まりとともに、近年注目されている機能性野菜のひとつです。

栄養素・効能

・フラクトオリゴ糖: 腸内のビフィズス菌を増やし、腸内環境を整える作用があります。血糖値の上昇を抑え、糖尿病予防にも効果が期待されます。
・ポリフェノール: 抗酸化作用を持ち、老化防止や生活習慣病の予防に役立ちます。
・食物繊維: 便通を促進し、腸の働きを活発にします。特に水溶性食物繊維が多く含まれています。
・カリウム: 体内の余分なナトリウムを排出し、むくみや高血圧の予防に役立ちます。
・ビタミンC: 免疫力の維持や美肌効果に優れ、抗酸化作用も期待できます。
・低カロリーでありながら自然な甘味を持つため、ダイエットや糖質制限中の食事にも適しています。
などの栄養素を含む効能があります。

栽培のポイント

・日当たりと温度: 日照を好み、生育適温は20〜30℃。寒さに弱いため、霜の心配がなくなってから植え付けます。
・土壌: 水はけの良い砂質壌土を好みます。pH6.0〜6.5程度が適しています。深く耕し、有機質を十分に施しておくと良い生育が得られます。
・植え付け: 種いもまたは株分けで行い、株間50〜60cmを確保します。
・水やり: 乾燥に弱いため、生育期は土の表面が乾いたらこまめに水を与えます。ただし過湿は根腐れの原因になります。
・追肥: 茎葉がよく伸びる時期に、月1回ほどの追肥で生育を促します。
・収穫: 霜が降り始める前の晩秋(10〜11月頃)が収穫期。地上部が枯れ始めたら、芋を傷つけないように掘り取ります。
・保存: 掘りたては甘味が少ないため、風通しの良い場所で1〜2週間追熟させると甘味が増します。