アスパラガス

アスパラガス

・多年草である: 一度植え付けると、10年以上にわたって毎年春に収穫できる珍しい野菜です。
・収穫部位: 土から出てきた若い茎(若茎)を食用とします。
・グリーンアスパラガス: 日光を浴びて育つ、栄養価の高い一般的な品種。
・ホワイトアスパラガス: 盛り土や遮光をして日光に当てずに育てるため、白くなります。ほろ苦く、柔らかいのが特徴です。
・紫アスパラガス: 表皮に抗酸化作用のあるアントシアニンを多く含みますが、加熱すると色が褪せます。
・鮮度が命: 収穫直後が最もおいしく、横向きに置くと穂先が起き上がろうとする際にエネルギーを消費し、味が落ちやすい性質があります。

栄養素・効能

・アスパラギン酸 アスパラガスから発見されたアミノ酸。新陳代謝を促進し、疲労回復やスタミナ増強に効果が期待されます。 うま味の元でもあります。
・ルチン 穂先に多く含まれるポリフェノールの一種。毛細血管を丈夫にする働きや、間接的に血圧を下げる効果が期待されます。
・葉酸 赤血球の生成を助け(造血作用)、細胞の生成に不可欠です。
・ビタミンE 強い抗酸化作用を持ち、体の老化防止に役立ちます。
・ビタミンC・カロテン(体内でV.Aに変化) 皮膚や粘膜の健康維持、免疫機能の維持を助けます。
・ビタミンK 血液の凝固や骨の形成を助けます。
などの栄養素を含む効能があります。

栽培のポイント

・株(貯蔵根)の養成:
 アスパラガスは根に養分を蓄えて翌年の芽を出すため、植え付け後1~2年間は収穫せずに株を充実させることが重要です。(株養成期間)
 深く広い根を張るため、深くて広めの土壌を用意し、排水性を良くしておく必要があります。
・立茎(りっけい)管理:
 収穫期間中も、すべての芽を採らずに、5~6本程度の丈夫な茎(親茎)をそのまま伸ばし、光合成をさせて根に養分を蓄えさせます。 これが収量確保の鍵です。
・土壌と肥料:
 酸性土壌を嫌うため、植え付け前に苦土石灰などで土の酸度を調整します。
 肥料を好む多肥性の野菜なので、元肥だけでなく、生育期間中は草勢を見ながら定期的な追肥が必要です。
・ 水やりと防倒:
 乾燥に比較的強いですが、夏場は土を乾燥させすぎないよう水やりが必要です。
 茎が非常に背高くなるため、支柱やネットを設置して茎が倒れないようにする必要があります。