新ごぼう
・旬: 春から初夏にかけて(主に4月〜6月)収穫される、早採りの若いごぼうです。
・外見:一般的なごぼうに比べて細く、短め(約$30\text{~}70\text{cm}$程度)で、皮の色が白っぽいです。
・食感と風味:肉質が柔らかく、筋張っていません。香りが良く、独特の泥臭さが少ないです。アクが少なく、えぐみが気にならないため、薄味で調理したり、生でサラダにしたりするのに適しています。
・調理のポイント: 皮が薄く、皮のすぐ下に香りや栄養が豊富に含まれているため、皮は剥かずにたわしや包丁の背で軽くこそげ落とす程度にするのがおすすめです。
栄養素・効能
・ごぼうは野菜の中でも食物繊維の含有量がトップクラスの健康野菜です。
・食物繊維(不溶性・水溶性):不溶性食物繊維(セルロース、リグニン)と水溶性食物繊維(イヌリン)がバランス良く含まれているのが最大の特徴です。不溶性:便のカサを増やして腸を刺激し、便秘を予防します。
・水溶性(イヌリン):腸内環境を整え、食後の血糖値の急上昇を緩やかにする働きが期待されます。
・ポリフェノール:皮の付近に豊富に含まれており、クロロゲン酸などがアクの主成分です。強い抗酸化作用があり、美肌効果や老化防止に役立つと言われています。
・カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル:体調維持に必要なミネラルを含みます。
・調理時の注意点:アク抜きで水にさらすのは、水溶性の栄養素(ポリフェノールなど)が流れ出ないよう短時間(水で30秒〜3分以内)に留めるのがおすすめです。
栽培のポイント
・ごぼうは根が長く伸びるため、土壌の深さが重要となります。 ・土壌:深く耕し、通気性・排水性が良い状態を保つことが、ごぼうをまっすぐ育てるために不可欠です。酸性土壌を嫌うため、種まきの約2週間前に苦土石灰などを施して酸度を調整します。・連作障害:ごぼうはキク科の植物であり、連作障害が起こりやすいため、同じ場所では最低でも3年はキク科の野菜を栽培しないようにします。
・種まき:ごぼうの種は好光性種子なので、種まき後の覆土(土をかぶせること)はごく軽く、薄くします。発芽するまでは水切れしないよう、毎日水を与えます。
・栽培管理:本葉が3枚ほどになったら間引きをして1本立ちにします。間引き後と1ヶ月後を目安に追肥を行い、同時に株元に土を寄せる土寄せをすることで、根の生育を助け、株の安定を図ります。