トウモロコシ
・イネ科の一年草で、夏を代表する穀類野菜です。果実の部分を「とうもろこし」として食用にします。
・品種はスイートコーン(甘味種)が一般的で、生食・ゆで・焼き・蒸しなど調理の幅が広い野菜です。
・粒の色は黄色のほか、白、バイカラー(黄白混合)などがあり、甘味や食感に違いがあります。
・収穫直後から糖分がデンプンに変化するため、新鮮なうちに食べるのが最も美味しいとされています。
・ヒゲ(絹糸)は受粉後に伸びる雌しべで、粒ごとに1本ずつ対応しています。
栄養素・効能
・炭水化物: 主成分であり、エネルギー源として優れています。体力回復や集中力維持に役立ちます。
・食物繊維: 腸内環境を整え、便秘予防に有効。穀物系の繊維で腹持ちも良いのが特徴です。
・ビタミンB1・B2: 糖質や脂質の代謝を助け、疲労回復や神経機能の維持に役立ちます。
・カリウム: 体内のナトリウム排出を促し、むくみや高血圧の予防に効果があります。
・リノール酸: 血中コレステロールを下げ、動脈硬化の予防に期待されます。
・アントシアニン(紫とうもろこしなど): 抗酸化作用を持ち、老化防止に寄与します。
などの栄養素を含む効能があります。
栽培のポイント
・日当たりと温度: 十分な日照と温暖な気候を好みます。生育適温は20〜30℃で、寒さに弱いため霜の心配がなくなってから種まきをします。
・土壌: 水はけが良く肥沃な土を好みます。pH6.0〜6.5が適しています。元肥をしっかり施すと収量が安定します。
・間引きと追肥: 本葉3〜4枚で間引きを行い、株間を30cm前後に。雄穂(花)が出る前後に追肥を与えると実入りが良くなります。
・受粉: 風媒花のため、複数列で植えると受粉が安定します。雄花が開花したら、軽く揺らして花粉を雌穂(ヒゲ)にかけると確実です。
・水やり: 開花期から収穫期まで乾燥を嫌うため、特に開花〜結実期はたっぷりと水を与えます。
・収穫: ヒゲが褐色になり、先端の粒がふくらんできた頃が収穫適期。収穫は朝の涼しい時間帯に行うと甘味が高くなります。