ロマネスコ(Romanesco)
・アブラナ科の植物で、カリフラワーとブロッコリーの中間種にあたる野菜です。
・イタリア・ローマ地方原産で、別名「カリッコリー」「黄緑カリフラワー」とも呼ばれます。
・フラクタル(自己相似)構造の美しい円すい状の花蕾が特徴で、観賞価値も高い野菜です。
・食感はカリフラワーよりもやや歯ごたえがあり、味はほんのり甘くクセが少ないため、サラダ・蒸し野菜・グラタン・炒め物など幅広く利用できます。
・ゆでても形が崩れにくく、鮮やかな黄緑色が料理を彩ります。
栄養素・効能
・ビタミンC: 含有量が非常に多く、風邪予防・免疫力強化・美肌効果に優れます。加熱後も比較的残りやすい栄養素です。
・ビタミンK: 血液凝固を助け、骨の健康維持に役立ちます。
・葉酸: 細胞分裂や造血作用を助ける重要な栄養素で、妊娠中にも推奨されています。
・カリウム: 体内の塩分排出を促し、むくみや高血圧を予防します。
・食物繊維: 腸内環境を整え、便秘の改善や血糖値の上昇抑制に役立ちます。
・スルフォラファン: アブラナ科特有の抗酸化成分で、がん予防や肝機能の向上に効果が期待されます。
・低カロリーで栄養価が高く、健康志向の食事にも最適です。
などの栄養素を含む効能があります。
栽培のポイント
・日当たりと温度: 冷涼な気候を好み、生育適温は15〜20℃。高温期は生育不良や花蕾の変形が起きやすいため、秋まきが適しています。
・土壌: 水はけが良く、有機質に富んだ土を好みます。pH6.0〜6.5が適しています。酸性が強いと根こぶ病が発生しやすいので、石灰で中和します。
・種まき・定植: 種まきは8〜9月頃が適期。定植時には株間を40〜50cm確保します。
・水やり: 過湿を避けつつ、乾燥しすぎないよう均等に水分を保ちます。花蕾形成期は特に水切れに注意します。
・追肥: 定植後20日程度で1回目の追肥、その後は2〜3週間おきに2〜3回行います。
・病害虫対策: アオムシやコナガなどの食害に注意し、防虫ネットや早期防除が有効です。
・収穫: 花蕾(らい)がしっかり締まり、鮮やかな黄緑色になったら収穫適期。収穫が遅れると蕾が開いて品質が落ちます。
・保存: 冷蔵庫でポリ袋に入れて保存すると1週間程度鮮度を保てます。軽くゆでて冷凍保存も可能です。