冬ダイコン

冬ダイコン(ふゆ大根)

・アブラナ科の根菜で、日本の代表的な野菜の一つです。
・一般的に秋に種をまき、冬に収穫するものを「冬ダイコン」と呼びます。
・寒さにあたることで甘味が増し、みずみずしく柔らかい食感になります。
・煮物・おでん・みそ汁・おろし・漬物など、幅広い料理に使われる万能野菜です。
・品種には「青首大根」「宮重大根」「聖護院大根」などがあり、地域や用途によって使い分けられます。

栄養素・効能

・ジアスターゼ(アミラーゼ): でんぷんの消化を助け、胃もたれや消化不良を防ぎます。
・ビタミンC: 抗酸化作用があり、免疫力を高め、風邪予防や美肌効果に優れます。
・カリウム: 体内のナトリウム排出を促し、むくみや高血圧を予防します。
・食物繊維: 腸の働きを活発にし、便秘の改善や腸内環境の整備に役立ちます。
・イソチオシアネート: 辛味成分で、抗酸化作用や抗菌作用があり、がん予防にも効果があるとされています。
・葉の部分にはβ-カロテンやカルシウムが豊富に含まれ、捨てずに利用することで栄養価がさらに高まります。
・低カロリーで水分が多く、体を内側から温める効果もあります。
などの栄養素を含む効能があります。

栽培のポイント

・日当たりと温度: 日照を好み、冷涼な気候でよく育ちます。生育適温は20〜25℃、発芽適温は15〜30℃です。
・土壌: 深く耕した水はけの良い土を好みます。pH6.0〜6.5が適しています。根の伸長を妨げないよう、石や固い土塊を取り除きます。
・種まき: 秋(8〜9月)に直まきし、間引いて株間を25〜30cmにします。
・水やり: 発芽期〜根の肥大期に乾燥させないことが重要です。水切れするとス入りやひび割れの原因になります。
・追肥: 本葉5〜6枚の頃と、根の太り始めに追肥を行うと良い生育が得られます。
・病害虫: アブラムシ・コナガ・キスジノミハムシなどが発生しやすいので、防虫ネットを使用します。
・収穫: 種まきから約60〜80日で収穫期。根の直径が7〜8cm、長さ30cm前後になったら掘り取ります。寒さに当たるほど甘味が増します。
・保存: 冷暗所または土中に埋めて保存します。葉を切り落としておくと、養分の消耗を防げます。